私達のユニットが「Milk kyat」となった思い出深いフェスです。
名付け親はチベット三味線のダムネン奏者のタシクンガさん。
この方はダライ・ラマ法王の御前演奏をされたこともある方なんですが、とっても気さくな方なんです。

今回はリハーサル編も含めてREPORTします。
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月1日から5月6日まで開催されるチベットフェスティバルトウキョウ 2013。
今日、ニューヨークからチベット音楽の歌姫といわれるパッサン・ドルマさんとリハーサルしました。
その美声はCDで歌声は聞いていたのですが、同じスタジオの中で聞く生声は更にもの凄く、
特に高音の声はチベットの心染み入る鐘、ティンシャの音を聞いているようでした。
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はじめまして!のご挨拶に、私とめぐねぇはまずパッサンさんからチベットの白いスカーフをかけて貰いました。
wao! なんて素敵な挨拶なんでしょう!!

パッサンさんは5月1日から5月6日まで、本堂のメインステージにて
パッサン&トシクガ スペシャルステージと題して17:00~17:30に出演するのですが、
私達も5月3日~5日の3日間、本当に光栄な事なのですが、共演させていただく事に。
こちらに、ミュージシャンの詳細が。 
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←当日着るチベットの民族衣装も用意していただきました。
床にベタっと置いただけですが、この民族衣装が凄く素敵
早く袖を通してみたいな。
(着てみたい衝動を抑えながら、当日まで我慢!)

内緒ですがパッサンが、ある沖縄の曲を歌います。
またチベットの曲に何曲か三線アレンジを入れたり、三板を叩きながらチベットの囃子を入れたり。
今日のリハではなかなか面白い音になりました。
ドキドキものですがなんだか本番が楽しみ♪ 

また、本堂ステージの他に5月5日の日には、護国寺本坊前に設営された「ステージ・リンカ」でも、出させて頂きます。

そして、本番。
護国寺にて行われたチベットフェスティバル。本当に素晴らしいイベントに参加出来ました。
チベット音楽では世界的に有名な歌姫のパッサンドルマさんと、なんと三線で共演出来るなんて、1ヶ月前には想像も出来ませんでした。この試みをしていただいた、タシ・クンガさんには本当に感謝です。

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パッサン・ドルマさんの声は、本当にものすごく、ナマ音で聞くと高音になるほど、声自体が倍音のような響きとなり、特にアカペラでの「オンマニペメフム」は鳥肌ものです。
パッサンドルマさんは「オンマニペメフム」という真言の後に、ドルチェデンというチベットの教えの一つ、「動物をむやみに殺してはならない」「動物の毛皮で商売をしてはいけない」という内容の歌を歌いました。 
これには、共感

この歌姫と、3日間本堂前のメインステージでこんな感じで大勢の方達の前で共演。
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17:00からのこのライブが終わると・・・。
チャムというチベット僧による宗教的仮面舞踊が1時間。これがまた素晴らしい。踊りに一つ一つ意味と哲学と思想があります。
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その後は、刻々と変化していく光曼荼羅が本堂を彩ります。
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チャムが終わった後は、パッサンドルマさんの独唱。この頃はもうあたりは真っ暗です。
そして、再び歌姫パッサンドルマさんが独唱するのです。 
 
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このイベントでは、本当にパッサンドルマさんの人気が高くて、彼女の歌を聞き泣いている人も見かけるほどです。
来月はパリで公演と、忙しく活動していますが、彼女は本当にチャーミングで大きな人です。

そんなパッサンドルマさんですが、本当に私達を気遣ってくれて、毎日こうやってチベット民族衣装を着つけてくれます。
それに、数珠ブレスを買ってくれたり、お守りをくれたり・・・。
英語力の無い私達と一生懸命話しかけてくれて、笑わしてくれようとします。

もう、この人にイッパツでやられちゃった感じです。

大ファンになってしまいました。

3日間終わった後、3日間私の髪につけていた三線のカンザシをパッサンにプレゼントしたら、もう大喜びしてくれて、ステージの裾ですかさず髪につけて写真を撮って撮って!と大はしゃぎ。
カワイイな~~ 

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 最後にこちらの写真も。 出待ちのワタシ達です。似あってますか?(笑)
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