喜多見と狛江の映画祭にて、見て来ました。歌ってきました。
「えんどうの花」とういう映画、西表の船浮出身のイケメン唄者・池田卓さんが宮良長包役をしたという事で、
今から10年前ぐらいに話題になっていたのですが、昨日やっと見ました。
主宰の高山さんが映画上映の前に、「突っ込みどころ満載な映画ですが・・・。
」
・・という前置き。
んん?何だ何だ???
・・・という感じで見ておりました。
まぁ、ワタクシ的には突っ込みどころ・・・出演者の演技が・・
「ありゃー再現ドラマ??つか、素人?」という所でしたが、それでもワタクシとしては充分楽しめました。
宮良長包さんという人は明治生まれの石垣育ち。
幼い頃から八重山の古典音楽には親しんでいたのですが、西洋音楽を学び、山田耕筰などとも深く親交があった、当時としては八重山でも相当なインテリでブルジョアな家柄だったのではないでしょうか。
音楽の教師として、また西洋音楽をやったものとしての沖縄の民謡や古典を取り入れての混声合唱曲やシンフォニーに、また童謡や新民謡などに書き換える事を多くしました。
一番有名になった歌は、やっぱり「安里屋ユンタ」でしょう。
八重山の原曲から「新安里屋ユンタ」を作り、戦前の全国区の歌謡曲にまでなって有名になった歌です。
元祖「琉球POPS」というところでしょうか。
一番見所だったのは、最後の戦後60年に発見されたという「嵐の歌」。
フルオーケストラシンフォニーの中に三線や琴なども入り、随所に八重山民謡の一節「とばらーま」や「しょんかに」、琉球古典では「瀧落菅撹」などの音が入ります。
それと、国頭サバクイをフィーチャーした高校生たちの男女混声合唱曲。
元歌をよく知っている人(ウチナンチューやナイチャーでも民謡や古典を習うようなマニア)なら、「ナルホド、こう来たか~
」等と楽しめますが、そんなマニアックな元歌を知らない人にとっては、ちょっと微妙かもしれません・・。
メグさんは、そんな長包音楽に対しては「ミョーーチクリンな音楽だと思った!!(爆)」と。
・・やっぱり・・。(笑)
そんなメグさんの突っ込みどころは「画面と音声が最初から最後までずっとズレてる!!」と。
たしかに、いろいろツッコミ所はありました。
でも池田卓さん、基礎をガッツリ学んだ唄者だなぁ・・!という見せ場も随所にあり、ワタクシ的には楽しめましたよ~
さて、その後のMilk[弥勒]のライブですが、是非宮良長包ゆかりの曲を・・というリクエストもあり、
「えんどうの花」を仕込みました。
童謡でクラシック的に歌われることの多い歌ですが、Milk[弥勒]サウンドに仕上げました!!
いい感じに仕上がったので、今度のゆがふライブでもやろうっと!!
<セットリスト>
1:えんどうの花
2:安里屋ユンタ
3:No Nuke No Hate No War
4:海は命の宝物
5:月ぬ美しゃ
6:クイチャー踊り
「えんどうの花」とういう映画、西表の船浮出身のイケメン唄者・池田卓さんが宮良長包役をしたという事で、
今から10年前ぐらいに話題になっていたのですが、昨日やっと見ました。
主宰の高山さんが映画上映の前に、「突っ込みどころ満載な映画ですが・・・。

・・という前置き。
んん?何だ何だ???
・・・という感じで見ておりました。
まぁ、ワタクシ的には突っ込みどころ・・・出演者の演技が・・

「ありゃー再現ドラマ??つか、素人?」という所でしたが、それでもワタクシとしては充分楽しめました。
宮良長包さんという人は明治生まれの石垣育ち。
幼い頃から八重山の古典音楽には親しんでいたのですが、西洋音楽を学び、山田耕筰などとも深く親交があった、当時としては八重山でも相当なインテリでブルジョアな家柄だったのではないでしょうか。
音楽の教師として、また西洋音楽をやったものとしての沖縄の民謡や古典を取り入れての混声合唱曲やシンフォニーに、また童謡や新民謡などに書き換える事を多くしました。
一番有名になった歌は、やっぱり「安里屋ユンタ」でしょう。
八重山の原曲から「新安里屋ユンタ」を作り、戦前の全国区の歌謡曲にまでなって有名になった歌です。
元祖「琉球POPS」というところでしょうか。
一番見所だったのは、最後の戦後60年に発見されたという「嵐の歌」。
フルオーケストラシンフォニーの中に三線や琴なども入り、随所に八重山民謡の一節「とばらーま」や「しょんかに」、琉球古典では「瀧落菅撹」などの音が入ります。
それと、国頭サバクイをフィーチャーした高校生たちの男女混声合唱曲。
元歌をよく知っている人(ウチナンチューやナイチャーでも民謡や古典を習うようなマニア)なら、「ナルホド、こう来たか~


メグさんは、そんな長包音楽に対しては「ミョーーチクリンな音楽だと思った!!(爆)」と。
・・やっぱり・・。(笑)
そんなメグさんの突っ込みどころは「画面と音声が最初から最後までずっとズレてる!!」と。
たしかに、いろいろツッコミ所はありました。
でも池田卓さん、基礎をガッツリ学んだ唄者だなぁ・・!という見せ場も随所にあり、ワタクシ的には楽しめましたよ~

さて、その後のMilk[弥勒]のライブですが、是非宮良長包ゆかりの曲を・・というリクエストもあり、
「えんどうの花」を仕込みました。
童謡でクラシック的に歌われることの多い歌ですが、Milk[弥勒]サウンドに仕上げました!!
いい感じに仕上がったので、今度のゆがふライブでもやろうっと!!


1:えんどうの花
2:安里屋ユンタ
3:No Nuke No Hate No War
4:海は命の宝物
5:月ぬ美しゃ
6:クイチャー踊り
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