6月は沖縄にとって特別な月でもあります。
6月23日は「慰霊の日」。
県民の4人に1人が亡くなったと言われる「沖縄戦」が終わった日とされています。
6月のゆがふライブは、1部は沖縄民謡ではなく、たっぷりと沖縄に思いをよせたカバー曲を中心に選曲しました。
71年前の3月に米軍が上陸してから3ヶ月間で18万人以上の方々が亡くなりました。
まずは、沖縄戦で亡くなった方々の魂に神の光あれ、と「アメージング・グレース」からスタートしました。
そして、記憶に新しい先月に起きた米軍属による強姦殺人死体遺棄事件。
沖縄では戦後71年経っても、戦後が終わっていません。
米兵による性犯罪は成人女性のみならず、小学生や幼児、赤ちゃんまでもが被害にあい、一生残る心の傷を負っても、日米地位協定という不平等条約のもと、泣き寝入りになってしまう事件が殆どです。
日本の国土の0.6%しかない沖縄に74%の米軍基地を押し付けているからこその現実です。
20年前の女児への集団強姦事件の時作られた歌「平和の琉歌」(サザンオールスターズ)。
辺野古や高江のある美しい自然と水と平和への願いを歌った「弥勒世果報」(古謝美佐子率いるうないぐみ+坂本龍一)。
そして、沖縄戦の時に多くの人が死んでいったガマの出会いと別れを歌った「島唄」(The Boom)。
カバー曲ですが、そこにある歌の意味には深いものがあります。
そして、私達のオリジナル曲「海は命の宝物」と「No Nuke No Hate No War!」も。
東村高江に作られるオスプレイヘリパットを巡り、子供を含む反対派住民に対して日本政府からスラップ訴訟で「通行妨害」という罪状で訴えられるという抑圧を受けている高江ですが、4月に訪れた時にそこのテントで買ってきたTシャツを着ております。
2部は、民謡中心に!
最後はお約束の踊って踊って・・!!

1部
アメージンググレース
平和の琉歌
弥勒世果報
島唄
海は命の宝物
No Nuke No Hate No War!
2部
だんじゅかりゆし
満月の夕
つんだら節
ヒヤミカチ
クイチャー~クイチャー踊り
六調
鳩間の港
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