Milk[弥勒]Official Blog

琉球・八重山の唄をフィーチャーしたユニットMilk[弥勒]。ミルクと呼んでくださいね♪ 唄・三線 真田弥生、ピアノ・コーラス 木村恵でお送りする心地よい島唄をあなたにお届けします。

Songs

コロナ禍が長らく続き、いろいろなライブが中止になってしまったこの1年余、いろいろ考えるところもあり人生で一番長く住んでいた東京をたたみ、沖縄の石垣島へ移住することにいたしました。
Milk[弥勒]は解散こそしませんが、今までのような活動はできなくなります。
今まで、Milk[弥勒]を応援していただいた方々には感謝しかありません。
本当にありがとうございました!!
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移住前のラストライブをやるはずでしたが、やはりコロナであえなく断念、急遽オンラインの配信生ライブをM.A.P.の高山さん宇夫方さんに声をかけていただき、いつもMilk[弥勒]の音を仕上げてくれる山崎さんの助けを借りて、そしていろいろな人に力をお借りして、Milk[弥勒]最初で(おそらく)最後のオンラインライブ~また会う日までさようなら、ありがとう~を無事に終わりました。
前半はかなり緊張してしまってバクバクな感じでしたが、最後の「ありがとう」の曲を歌ったあとは感無量。
今まで出会ってくれたすべての人に心から「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。
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セットリスト
海は命の宝物(映像・中村卓哉)
No Border
ヒヤミカチ
世乞い唄(映像・今泉真也)
与那国ぬ猫小
地球どぅ宝(映像・今泉真也)
うみにかえりたい
ありがとう
カチャーシー
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最後に「ありがとう」の歌詞を書いておきます。

ありがとう

ありがとう ありがとう 
出会ってくれて ありがとう
あなたの あなたの あなたの笑顔に
どれだけ 勇気を貰ったか
ありがとう ありがとう 
出会ってくれて ありがとう

ありがとう ありがとう
ステキな世界を 見せてくれた
あなたの あなたの あなたの世界が 
私の人生を輝かせた
ありがとう ありがとう
素敵な世界を ありがとう

ありがとう(そして)さようなら 
少しの間だけ さようなら
あなたと わたしの 沢山の思い出が私の宝物
少しの間だけ さようなら

またすぐに会おうね
また次も会おうね
また変わらない笑顔で
またすぐに会おうね

ありがとう ありがとう
出会ってくれて ありがとう
ありがとう  ありがとう

10回目の3.11がやってきた。
たくさんの人や生き物の命を奪った地獄絵図だった津波とともに
いやそれ以上のインパクトで襲いかかった原発の爆発。
今、私達の意識はコロナパンデミックに向いてしまっているけれど
フクイチの廃炉の道は険しく程遠く放射能や汚染水の問題は解決方法も見つからないほど重く私達の未来にのしかかっています。

反原発集会でも何度かMilk[弥勒]も歌わせていただいたご縁で、日音協&さようなら原発1000万人アクション実行委員会のweb上のコンサートということで、オリジナルソングでの動画を作って欲しい、というリクエストがありましたが、動画を作る能力と環境が無くメッセージと音楽ファイルでの参加となりました。
日音協の方が、それを簡単な動画にしてくださいましたので、メッセージとともに歌を聴いていただけたら幸いです。
原発事故はまだ終わってません。
早く自然エネルギーへの転換が図れる社会に私達は歩みを止めてはならない、と思います。



東京電力福島原発事故から10年
私たちは忘れない!そして歌い続ける!
Milk[弥勒]からのメッセージ

あれからあっという間に10年という月日が経ってしまいました。
地震や津波に加えて福島第一原発の事故という未曾有の災害を経験した日本人。

「津波による全電源喪失はありえない」と言った本人が「放射能は完全にアンダーコントロールされている」と言い放って招致した東京オリンピックは金と利権にまみれ、コロナパンデミックも相まり莫大な国民の税金を消費しながらも国民不在の中、迷走しています。

絆という言葉とともにあの時は確かに世界中の人達と心がつながった。
10年経った今、差別や格差はどんどん深刻度を深めかえって分断が深まったように感じます。
あの時の「絆」というものは何であったのだろう。といつもふと考え込んでしまいます。

私達は3.11の福島原発事故を目の当たりにし、社会の歪を見てしまいました。
原発も差別も、他者の痛みの上に存在します。
それは「自分のムラさえ良ければ他者の痛みは仕方がない」という自分勝手な無関心を呼び、
その心根の行き着く先は人を殺すことも正義となってしまう「戦争」へとつながります。

Milk[弥勒]はこのフクイチの事故後、こうした世の中の流れを憂いそんな世の中を変えていこう!という願いを込めて「NO NUKE  NO HATE  NO WAR」という唄を作りました。
この歌は何回か反原発集会でも歌わせていただき、皆様にも多く口ずさんでいただき大変感謝しております。
今回の企画に合わせてこの唄の動画を作ることは間に合いませんでしたが、どうかメッセージと唄だけでも聴いていただきたいと思い、音楽ファイルとともにこのメッセージを送らさせていただきます。

戦争のない、平和で豊かな弥勒世(みるくゆー)が来ますように。
そしてこの国が原発のない安心して暮らせるような自然エネルギー主体の発電が主流となれるようなサステナブルな社会に変革していけますように!!!
最後に「NO NUKE  NO HATE  NO WAR」の歌詞も載せておきます。

Milk[弥勒]
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NO NUKE  NO HATE  NO WAR
作詞 真田 弥生
作曲 木村 恵

大きな地震がやって来て
津波で電源壊れたら
地球の地獄の釜があく
森も海も汚されて
それでも原発無くならない
10万年の核のゴミ
誰が面倒みるのかな
NO NUKE  NO HATE  NO WAR

人がだんだん壊れて行く
ネットに潜む差別ヘイト
人の心もバラバラに
心の痛み見えなくなる
あの日の事を思い出そうよ
世界中の人達と
つながる絆 ぬくもりを
NO NUKE  NO HATE  NO |WAR

平和ブランド捨ててまでも
イケイケどんどん武器売ろう
イクサを煽る人達は
戦場行かずに金儲け
ホントにイクサになったらさ
基地や原発 真っ先に
ミサイル受ければ それまでよ

それでも原発続けますか?
憎しみの連鎖 煽り立て
これからどこに向かうのか

NO NUKE  NO HATE  NO WAR
NO NUKE  NO HATE  NO WAR
NO NUKE  NO HATE  NO WAR
NO NUKE  NO HATE  NO WAR

遅れていましたが・・・
3rdCD「世乞い唄」がやっと出来上がりました!
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今回の世乞い唄とは、国の無形文化財ともなっている竹富島の種子取祭の最後の二日間をつなぐ夜から朝の夜通し島の家々を人々が神謡を唄いながら行われる「世乞い(ユークイ)」の唄。
何曲かある世乞い唄から2曲にスポットをあて、Milk[弥勒]流のアレンジで作った唄です。
乞う「世」とは平和で豊かな弥勒世(みるくゆ)です。

詩もオリジナルで八重山の弥勒世を願う言葉を入れつつも、普遍的な人間の願いでもある平和で誰もが飢えることのない豊かな世の中を願う歌詞にしました。

今こうしている時も世界の何処かで毎日起きている事。
爆撃で亡くなったり大怪我をしたり両親を無くした子供達が沢山居るという現実。
そしてこの国も。
平成も最後の年だというのに、これだけ豊かになりITも発達して昔より随分と便利な世の中になったはずなのに、富は偏り貧困からくる子供の虐待のニュースが絶えずあり、とてもやりきれない思いがつのる毎日。
涙を流す事すら許されない子どもたちが世界中にそして身近な所にもいる21世紀の今の世の中。

風貌からかけ離れているのでみんな驚くのですが、弥勒(みるく)さまは、女性と言われています。
女性というのは生む性。
未来の人類の宝である子供たちを連れてきます。
ジャケットの写真はその種子取祭の奉納芸能の前に弥勒が子供たちを引き連れて現れるシーンを撮影しています。

子供たちが豊かに繁栄出来るように願うのが今を生きる大人の努め。
弥勒世を願うことは21世紀になっても変わらないんだなぁと最近つくづく思うのです。

そんな気持ちで作った「世乞い唄」です。
ぜひCDを聴いていただければ嬉しいです!
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「世乞い唄」

作詞:真田 弥生
編曲:木村恵

昔世ば給らり
神ぬ世ば  給らり
踊らばん 踊れ
遊びばん 遊び

今年世ば 直らし
今夏世ば みぎらし
唄と踊いに 祈り願い
弥勒世ば 給らり

ヒヤ飢える事の無い世に 争いの無い世に
ヒヤ武器捨てぃてぃ 弥勒世ば  給らり御万人に

ヒヤ地球という名の舟 御万人ぬ命が乗る
共に生きる全てのものに 弥勒世ば給らり

ヒヤ踊らばん踊り 夜が明けるまで踊り
ヒヤ弥勒世の世ば直れ 弥勒世果報給らり
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収録曲は売り切り御免となってしまった1stCDの中のオリジナル曲「海は命の宝物」と「弥勒世乞」の2曲を加えた計7曲です。

1 世乞い唄(オリジナル曲)
2 中作田~繁盛節~とぅまた節(沖縄民謡)
3 古見の浦(八重山民謡)
4 みるくのテーマ(オリジナル)
5 No Border(オリジナル)
以下ボーナストラック
6 海は命の宝物(オリジナル)
7 弥勒世乞(オリジナル)

1500円

先日のアースディ東京 ONE PEACE OKINAWAでのMilk[弥勒]のLIVE動画を山口勝則さんに撮影・編集していただきました。
 
ライブの動画ってまわりのざわめきや雑音なども入るし三脚でカメラを固定してても誰かに蹴飛ばされて音だけ入ってる・・とかいつも残念な動画しか自分達では撮れなかったのですが・・。
いただいてビックリです。
なによりもクリアな音だし、一人で撮影したはずなのに随所に違うアングルをはめ込んだり・・と。

昨日の五反田がんじゅうのライブに、ご本人様にお越しいただきました。
特に音に関しては本当にどうやったのか秘訣を聞きたくて、やり方を教えていただいたのですが・・・・
やはり素人には絶対マネ出来なさそう・・・・ということだけはわかりました。

さすがプロです。山口さん、ありがとうございます!!!

LIVEなので、演者自体が時々やらかしちゃたりしてますが
そこは多めに見ていただき、是非見てみてください~!!

ここ何ヶ月か合間を見ながら2枚目のCDの楽曲を笛や囃子でエリさんも参加していただきながら、コツコツと二人で録音してきました。
そして、とうとう来月中旬には出来上がりそうなメドが立ってきました!!
わ~~い!!

今回は、オリジナル曲3曲にアップテンポ民謡が2曲、そしてバラード系民謡は今回は八重山ではなく琉球舞踊曲でもある「浜千鳥」。民謡のMilk[弥勒]アレンジもお楽しみくださ~い!!
合計6曲入りです!! (1500円)
今度のCDのタイトルは「地球(フシ)どぅ宝」

1 地球(フシ)どぅ宝 (オリジナル曲)
2 与那国の猫小 (八重山民謡)
3 ヒヤミカチ(沖縄民謡)
4 No nuke No hate No War!(オリジナル曲)
5 浜千鳥(琉球民謡)
6 魚(イユ)湧く海(オリジナル曲)

ジャケットやレーベルデザインも出来上がりました。(これもコツコツとワタクシが・・
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ジャケットの写真は今年4月に沖縄高江村の近くで撮影した山原(やんばる)の森と水の風景です。
裏表紙のモノクロ写真は、その時訪れた(今はもう跡形もなく破壊されてしまった)ゲート前テント。
辺野古も高江も私にとっては様々な思いがたくさんたくさんありすぎて、とても簡潔に書けそうにないので、その話は追々・・・

タイトル曲の「地球(フシ)どぅ宝」
地球をホシと読ませウチナーグチでフシと読む。(ちょっとややこしいですかね
沖縄戦を経験した沖縄の人の魂の言葉である「命どぅ宝」。
そしてたった1つしか無いかけがえがない私達人間と全ての生き物達が住む「地球」。
自分で言うのも何だけど、すごくいい歌です!!

ここで歌詞だけ紹介しておきます。

「地球(フシ)どぅ宝」
作詞 真田弥生 作曲 木村恵

唄を愛するこの島で
平和を愛するこの島で
悲しく辛い いくさがあった
いくさに飽いたこの島の
平和を願ってる人の向こうに
はだかる日の国の仕打ち
         
海も空もひとつなのに
ここはどこの国なんだろう
山原の森と 悠久の珊瑚 
ジュゴンが暮らす奇跡の海
           
地球こそ宝、地球(フシ)どぅ宝 
ただひとつだけの地球(ホシ)
いのちこそ宝、命どぅ宝
全ての命と分かち合え
         
アメリカ世から大和の世 
いったい何が変わったんだろう
続く星の国のフェンス
海も空も同じなのに
境界線を人がひく
唄え三線で 踊って明かせ
遊べ御万人(ウマンチュ) 解き放て
         
地球こそ宝、地球(フシ)どぅ宝
ただひとつだけの地球(ホシ)
いのちこそ宝、命どぅ宝
全ての命と分かち合え
         
地球こそ宝、地球(フシ)どぅ宝
ただひとつだけの地球(ホシ)
いのちこそ宝、命どぅ宝
全ての命と分かち合え

私達の絶対的かつ最大の「宝」は 「命」と「地球」、そして「平和」。


そんな思いが溢れた1枚となっております。
11月中旬以降のLIVEにて、手売り開始出来ると思います。
 是非是非、どうか皆様聴いてくださいね!!!

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