Milk[弥勒]Official Blog

琉球・八重山の唄をフィーチャーしたユニットMilk[弥勒]。ミルクと呼んでくださいね♪ 唄・三線 真田弥生、ピアノ・コーラス 木村恵でお送りする心地よい島唄をあなたにお届けします。

Songs

海は命の宝物

作詞 真田弥生 作曲 木村恵(オリジナル曲)

島の宝 珊瑚の海 生まれた命のゆりかご
生き物たちを育み 島を守る防波堤
海の中の宝箱は 千年と紡がれた宝石
命をつなぐ奇跡 地球の宝物 珊瑚礁

忘れないでお願いだから 海と森はつながっている
忘れないで 森が消えれば珊瑚も消える


海の中の宝物は 海草やアマモが紡いで
生き物たちを育む 命守る海の森
北の海の豊かな水が 潮に乗り地球を巡って
命の連鎖が続く 国境も越えてゆく海流

忘れないでお願いだから 海と陸はつながっている
忘れないで 海を穢せば命も消える

海は命の宝物 海は命の宝物
海は命の宝物 海は命の宝物

つながっている 忘れないでお願いだから
海と陸はつながっている 忘れないで 国境線は存在しない
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海は命の宝物 sample



ダイビング歴30年、沖縄の海を潜ってきました。
30年の間に、陸上の開発の影響でどんどん珊瑚礁が壊れていく現状を目の当たりにし、
島の宝とも言える珊瑚礁を何とか守れないかといつも思っていました。
特に沖縄本島の珊瑚の壊れ方は絶望的なスピードでした。
その後に残る生物の少ない死んだような光景に何度も悲しい気持ちになりました。
 
今、沖縄本島に残る奇跡のような最後の珊瑚のサンクチュアリが「辺野古・大浦湾の海」です。
サンゴの群生やジュゴンだけでない多様な生物が息づき、そして2000年もかけて育った幻の青珊瑚の群生などもあります。

新しい軍港の工事に伴い多様な生物達が死滅していくのを黙って見ているしか出来ないのか、何か出来ないのか、私なりにいつも考えていました。
 
また、南の海でだけでなく本土の海も環境破壊に加え、福島の原発事故があり海の環境は大変深刻な状況になっています。
フクイチ由来の放射能は海流にのり太平洋を渡って、対岸のアメリカ西海岸やカナダまで到達していますが、依然アンコントロールな状況は変わるどころかますます深刻な状況です。


かけがえの無い私達の宝物である「海」
海が壊れれば、私達人間は生きてはい変えないのです。 

壊すのも人間だけど、気がつけば止められるのも人間。


少しでもみんなに考えて貰えたら・・、と歌にしてみました。 

弥勒世乞 (ミルクユークイ)
作詞 : 真田 弥生       作曲 : 木村 恵

1.昔(んかし)昔(んかし)ぬん 遙かなる神世
 ニライカナイぬん 弥勒ぬ世が

人も獣も鳥達も
国も言葉も違っても
みんな仲良く遊んでた
みんな歌って踊ってた

人が開けたパンドラの箱  
心の痛みが見えなくなり
命の輝きも欲に消されて

ミルクユークイ ミルクユークイ
弥勒世果報の世を招こう


2.人は争いを うち重ね互(タゲ)に
  憎しみの壁が 高くなるだけ

海も大地も欲望の
ためなら全部壊しても
自分のムラが良けりゃいい
自分が損をしなけきゃいい

人が開けたパンドラの箱
欲望と憎しみがこぼれ落ち
絶望の最後に希望があった

ミルクユークイ ミルクユークイ
弥勒世果報の世を招こう

人が開けたパンドラの箱
人の手で元に戻そう
愛と平和の鍵をかけよう

ミルクユークイ ミルクユークイ
森と大地と海までの
ミルクユークイ ミルクユークイ
命(ぬち)ぬ輝き 取り戻そう。
ミルクユークイ ミルクユークイ
弥勒世果報の世を招こう
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沖縄には弥勒世(ミルクユー)という言葉があります。
 
Milk[弥勒]の名前の元となっている弥勒(ミルク)の神様が治める
平和で豊かで皆が共に歌い踊って遊ぶという天国のような世の中です。

そういう弥勒世を乞い願う唄が、沖縄には沢山あります。
八重山の弥勒節は弥勒世を願うために、神の捧げる祭祀の始まりや終わりに歌われる唄です。
その弥勒節が本島にわたって出来た歌、赤田首里殿内にはこういう歌詞があります。

「弥勒世ぬ昔 くい戻ち今に 御万人ぬ交り 遊ぶ嬉しゃ」
(弥勒世の昔に戻って、世界中の人と仲良く遊ぶ事の嬉しさよ)
 
弥勒世とは、56億年後の未来ではなく、この歌詞のようにかつてあった神世の事だったのです。

かつて、自然と共生し、戦争のない平和で差別のない平等な時代が1万年も続いた時代がありました。
縄文時代です。
日本中の縄文の遺跡には、狩をする為の道具は見つかってるけど、人を殺す道具は全く見つかってない。
部族間での戦争が無かったのです。
そして、想像以上に豊かで、貧富の差が無く、まさに弥勒世のように心豊かな世の中だったのです。
そんな時代が1万年も続いたのでした。
沖縄の人は縄文人のDNAを色濃く持つ人達で、根っから平和を愛する人達だと思います。

3世紀あたりから、武器や鉄器とともに弥生人が半島から渡ってきて、大和朝廷が作られた。
弥生人は縄文人が持っていない武器を使い、縄文人を支配し追いやっていったという古代の歴史。

一万年の縄文時代の後の今に至るたかだか2000年弱。
・・・・で、この2000年の間にどれだけ の殺し合いがあったのか。
地球上から殺戮が無くなった日は一日としてありません。 

神代の昔の縄文時代に戻ることは出来なくても、人の心が起こす憎しみや争いを何処かで断ち切らなければ、このまま行けば人類は滅亡していくように思えてなりません。

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