重度の障害を持つ方々の療育や医療を総合的に行っている、都立東部療育センターの年に一度の大きな文化イベントである「オータムフェスティバル」で歌ってきました。
バリアフリーな社会は私達健常者にとっても必要だし、そうしたバリアフリーが実現した上では「特別扱いはしないで欲しい」という障害者自身のご意見もあるのを承知していますが、ヒトコトで障害と言っても様々なレベルがあります。
ここに入所している方々は、最重度の心身の障害を持つ方々。
点滴や酸素のチューブにつながれた方も多く、人の手を借りなければ日常生活もままならない方がほとんどです。
でも、そんな彼らも私達とまったく同じように、楽しい事もしたいし、人と触れ合いたい。
幸せに生きる権利があるのです。
幸せに生きる権利があるのです。
ここの理念は「最も弱いものをひとりももれなく守る」ということ。
そのために、一生懸命ベストを尽くす職員の方々には本当に頭が下がります。
職員の方々やご家族の方々の頑張りもあり、このオータムフェスティバルを本当に楽しみに準備されて来たんだなぁ、というのが随所に感じられます。
移動できない方々に歌を聞いてもらうためには、コチラが移動する!!
1階の通所デイルームから始まり病棟デイルームを合計5箇所、移動しながらの演奏です。
僭越なのですが、私はどんな人も人生で花を咲かせることが出来ると思ってます。
その花の蕾はどんなことでもいいから「好きなこと」「興味のあること」を見つけること。 やってみること。
そこから人生の花が育つんだと思います。
そんな意味で、まず最初に喜納昌吉さんの「花」を歌ってから沖縄民謡へとつなげました。
多くの職員の方々やご家族の方の支援もあり、一生懸命自分の「生」を生き、体で音を感じて、喜びをありったけの表情で返してくれる。
アンコールまで頂いて、とっても喜んでいただき、最後には花束まで頂いちゃいました!
なんか、逆に私達の方が元気貰った気がしましたよ。
ありがとうございました!!
津久井やまゆり園で起きた忌まわしい事件が記憶に新しいですが、今の政権の弱者を切り捨てる社会の病理が出てしまった事件と考えます。
私達Milk[弥勒]は、どんな人も、どんな人種も垣根を超えて仲良く歌って遊びたい。
そんな弥勒の世が来るまで歌っていきたいです。
そんな弥勒の世が来るまで歌っていきたいです。
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