Milk[弥勒]Official Blog

琉球・八重山の唄をフィーチャーしたユニットMilk[弥勒]。ミルクと呼んでくださいね♪ 唄・三線 真田弥生、ピアノ・コーラス 木村恵でお送りする心地よい島唄をあなたにお届けします。

Live Report

狛江の夏祭りに呼んでいただきました。
しかしこの日は、熱中症で倒れる人がたくさん出るんじゃないか?と思うぐらい暑い暑い。 
こんな酷暑の路上ライブに「お客さん来るの~~??」と大変危惧しましたが。
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心強い応援団が集まってくれました!!ありがとう!!
そしてノリよく踊ってくれたファンキーなおじさん、ありがとう~ 
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まだまだ日差しが厳しい4:00からのプレライブ。
もう頭の中まで汗びっしょり
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そして、そろそろ涼しくなってきた6:00位からの本番ライブ・・。
・・のはずだったんだけど、前の演目の子供達のストリートダンス発表がなかなか終わらなかったので、
曲数は端折ってしまいましたが・・・。
通行人も巻き込んでやっとライブらしくなりました!
最後は、この暑さで一雨欲しいところ、という事でクイチャーで終わりました。
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あっ!そしてアンコールで「鳩間の港」。
クイチャーの後は定番になってしまった感があります。
<セットリスト>
PM16:00~
1:豊年の歌
2:安里屋ユンタ
3:まんがにそざ
4:童神
5:赤田首里殿内
6:No Nuke No Hate No War
7:豊年音頭~唐船どーい

PM18:00~
1:海は命の宝物
2:弥勒世乞
3:だんじゅかりゆし
4まんがにそざ
5:涙そうそう(リクエスト)
6:クイチャー踊り
7:クイチャー
アンコール:鳩間の港
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そして、この路上ライブが終わった後・・・・
後夜祭として、こちらの泉の森会館で開かれている「歌声喫茶」に参加させていただきました。

地元で地道に歌声LIVEをされている大熊バンドさん。
なんでもあれの驚くほどのレパートリーでびっくりです。
その中でMilk[弥勒]とともに沖縄曲をみんなで歌います。
そして、「十九の春」は男性と女性に別れて歌う曲です。
大熊さんには男性の部を担当してもらいました!!
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歌ってる人達、とっても気持ちよさそうでした!

<歌声喫茶 セットリスト>
1:安里屋ユンタ
2:十九の春
3:涙そうそう
4:童神
5:花

この日、長きにわたって応援しに来てくれた方!本当にありがとうございました!!

毎月恒例のゆがふLIVEにお越しいただいて本当に有難うございます!!m(_ _)m
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この日は、秘密保護法案に続き、憲法解釈をねじ曲げての集団的自衛権を国民の理解も得ないまま国会での審議も答弁にもならない禅問答を繰り返し、多数の暴力で強行採決された前日。
日比谷公園での反対集会帰りの方もいらっしゃいました。

主権在民とか民主主義とか「憲法」のキモと言える部分を否定しているようなこの政権。
本当にこれからの日本はどこへ向かってしまうのでしょうか?

最近、みんなに一緒に歌っていただく歌、No Nuke No Hate No Warの歌詞を紹介いたします。
一緒に歌っていただく部分は、まさにタイトルのNo Nuke No Hate No War !!
是非、これからも一緒に歌ってくださいね!
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NO NUKE  NO HATE  NO WAR
Milk[弥勒] (作詞:真田 弥生  作曲:木村 恵)

大きな地震がやって来て 津波で電源壊れたら
地球の地獄の釜があく 森も海も汚されて
それでも原発無くならない10万年の核のゴミ
誰が面倒みるのかな
NO NUKE  NO HATE  NO WAR

人がだんだん壊れて行く ネットに潜む差別ヘイト
人の心もバラバラに 心の痛み見えなくなる。
あの日の事を思い出そうよ 世界中の人達と
つながる絆 ぬくもりを
NO NUKE  NO HATE  NO WAR

平和ブランド捨ててまでも イケイケどんどん武器売ろう
いくさを煽る人達は 戦場行かずに金儲け
ホントにいくさになったらさ 基地や原発 真っ先に
ミサイル受ければ それまでよ
それでも原発続けますか? 憎しみの連鎖 煽り立て
これからどこに向かうのか
NO NUKE  NO HATE  NO WAR  NO NUKE  NO HATE  NO WAR
NO NUKE  NO HATE  NO WAR  NO NUKE  NO HATE  NO WAR
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最後は、水不足の八重山を思ってクイチャーやったんですが、どうやら雨雲は東京に呼んでしまったようです・・・。
今日はこれから外出するんだけど、今夜はそうとうな雨になるみたいです・・・

やっぱり最後はみんなで踊って嫌なこともムカつくことも汗で発散!!
そしてみんなとってもいい笑顔になってました!!
ありがとうございました!!

<セットリスト>
1部
弥勒世乞
弥勒節
鳩間節
えんどうの花
安里屋ユンタ

2部
海は命の宝物
海上節
島々美しゃ
No Nuke No Hate No War
クイチャー踊り
クイチャー

<アンコール> 
鳩間の港 

喜多見と狛江の映画祭にて、見て来ました。歌ってきました。

「えんどうの花」とういう映画、西表の船浮出身のイケメン唄者・池田卓さんが宮良長包役をしたという事で、
今から10年前ぐらいに話題になっていたのですが、昨日やっと見ました。

主宰の高山さんが映画上映の前に、「突っ込みどころ満載な映画ですが・・・。

・・という前置き。

んん?何だ何だ???

・・・という感じで見ておりました。

まぁ、ワタクシ的には突っ込みどころ・・・出演者の演技が・・ 
「ありゃー再現ドラマ??つか、素人?」という所でしたが、それでもワタクシとしては充分楽しめました。

宮良長包さんという人は明治生まれの石垣育ち。
幼い頃から八重山の古典音楽には親しんでいたのですが、西洋音楽を学び、山田耕筰などとも深く親交があった、当時としては八重山でも相当なインテリでブルジョアな家柄だったのではないでしょうか。

音楽の教師として、また西洋音楽をやったものとしての沖縄の民謡や古典を取り入れての混声合唱曲やシンフォニーに、また童謡や新民謡などに書き換える事を多くしました。

一番有名になった歌は、やっぱり「安里屋ユンタ」でしょう。
八重山の原曲から「新安里屋ユンタ」を作り、戦前の全国区の歌謡曲にまでなって有名になった歌です。
元祖「琉球POPS」というところでしょうか。

一番見所だったのは、最後の戦後60年に発見されたという「嵐の歌」。
フルオーケストラシンフォニーの中に三線や琴なども入り、随所に八重山民謡の一節「とばらーま」や「しょんかに」、琉球古典では「瀧落菅撹」などの音が入ります。

それと、国頭サバクイをフィーチャーした高校生たちの男女混声合唱曲。
元歌をよく知っている人(ウチナンチューやナイチャーでも民謡や古典を習うようなマニア)なら、「ナルホド、こう来たか~」等と楽しめますが、そんなマニアックな元歌を知らない人にとっては、ちょっと微妙かもしれません・・。

メグさんは、そんな長包音楽に対しては「ミョーーチクリンな音楽だと思った!!(爆)」と。
・・やっぱり・・。(笑) 

そんなメグさんの突っ込みどころは「画面と音声が最初から最後までずっとズレてる!!」と。
たしかに、いろいろツッコミ所はありました。
でも池田卓さん、基礎をガッツリ学んだ唄者だなぁ・・!という見せ場も随所にあり、ワタクシ的には楽しめましたよ~

さて、その後のMilk[弥勒]のライブですが、是非宮良長包ゆかりの曲を・・というリクエストもあり、
「えんどうの花」を仕込みました。
童謡でクラシック的に歌われることの多い歌ですが、Milk[弥勒]サウンドに仕上げました!!
いい感じに仕上がったので、今度のゆがふライブでもやろうっと!!

IMG_3089-s<セットリスト>
1:えんどうの花
2:安里屋ユンタ
3:No Nuke No Hate No War 
4:海は命の宝物
5:月ぬ美しゃ
6:クイチャー踊り 
 

福島より帰ってきた翌日が毎月恒例のゆがふ投げ銭ライブでした。
ご来場、本当にありがとうございました!!
一緒に盛り上げてくれて応援してくれた仲間にも大感謝!!
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ところで、キュウリが大好物な私に、と「銀河のほとり」の有馬さんが自分の所の畑で採れたキュウリを昨日朝におみやげに用意していてくれたのですがうっかり忘れてしまい、それを担いで西山監督がライブに来てくれました。
それと、八王子のライブの時お世話になった礼子さんもいらしてくれて、ちょっとしたプチ打ち上げ気分。
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硬派なドキュメンタリー映画しか撮ってない監督も、この時ばかりはかなーりいい気分で踊り楽しんでいただきました! 
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さらに、嬉しい出会いがありました。

ちょっと長くなるのでそのお話は、詳しくはこちらで続きを・・・・

<セットリスト>
1部
弥勒世乞
桃里節〜川良山節
豊年のあやぐ
あがろうざ
赤田首里殿内
クイチャー踊り

2部
海は命の宝物
海上節
命結
No Nuke No Hate No War
安里屋ゆんた
豊年音頭〜唐船どーい

<アンコール>
鳩間の港

沖縄読谷村在住の彫刻家・金城実さんの東日本巡回彫刻展の期間中、福島県内開催が唯一実現した須賀川市「銀河のほとり」3日間のイベントに参加してきました。

6/5から始まるこのイベント、第一日目はテーマは水俣。
福島も基地問題も、全ての構図は水俣に凝縮されていた、と言っていい程構図が酷似しています。
なので、きっとスタートは水俣だったのでしょう。
映画上映も西山監督の「のさり」です。
希望がある事に水俣は、長い年月はかかりましたが、病気と闘い、国と戦い差別と闘い、激しく分断されてしまった人間関係も「もやい直し」を町民みんなが努力し、そして海も蘇った。
どうやったら蘇ったのか、そのヒントが沢山水俣にはあります。 

ところで、私達の演奏はMilk[弥勒]が6/6(土)kyatが6/7(日)の二日間です。
 
Milk[弥勒]組は一足先に6/6にレンタカーを借りて、写真家の高橋美香さんと共に福島入りしました。

まずはおいしいランチ。
マヨネーズも豆腐から作ってあったりと玄米や豆食を基本とした完璧なマクロビオティック。そして、彩りも美しい。
味噌から調味料から手作りで丁寧に作られた食事は、本当に体が喜びます。 
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そして、ソーラーパネルと太陽光調理器。
ここで、雑炊が出来ちゃった!!
アフガニスタンやパレスチナに行くことの多い高橋美香さん。
ライフラインが絶たれても調理できるこの装置に興味津々でした。
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 この日は西山監督の映画上映が2本。
「沖縄・福島~女たちのレジスタンス」
こちらの映画に、オーナーの有馬さんが登場しています。もしかしたら官邸前デモでお会いしているかもしれない。有馬さんの福島からのスピーチ、そして銀河のほとりの前掛け、私の印象に残っています。
「獅子たちの抵抗~国策の強制に抗う人々」
基地問題に揺れる辺野古のテント村等を訪れた福島原発告訴団の武藤類子さんと金城実さんとの出会い。

2本とも、沖縄の基地問題と原発問題を並列で扱った作品です。

そして、写真家・高橋美香さんの「パレスチナに生きる人々」のスライドトーク
かつてホロコーストという大変な民族的苦難を負った人達によって、国際法違反もなぜかお咎め無しで破壊され殺されていく普通に幸せに暮らしたいパレスチナの人々。

なんで、人間ってこうなってしまうんでしょうか・・・。
この日の出演者 Milk[弥勒]の二人にはさまれて、高橋美香さんと西山監督。
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さて、そしてMilk[弥勒]のLiveです!
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<セットリスト>
1:海は命の宝物
2:弥勒世乞
3:だんじゅかりゆし
4:命結
5:No Nuke No Hate No War
6:安里屋ユンタ
7:弥勒節 

「海は命の宝物」はまさに、なくなっていく沖縄の珊瑚礁 (特に辺野古大浦湾の海)と汚染され続けている福島の海が辛すぎて作った歌。
一番最初に聞いて欲しかった歌です。

そして、加藤登紀子さんの「命結」
命(ヌチ)結(ユイ)は沖縄の言葉をつなげたもの。結は助けあうこと。
そして、歌詞の中に東北・福島の言葉「までい」が入っています。
漢字で書くと「真手」だそうで、丁寧に手から手へ大事に渡していく事。
バラバラになってしまった飯舘村の方達が集まった時に歌われた歌。
実は先日、おトキさん本人に「是非、命結を歌ってよ~」と言っていただいたのです。

そして、新曲No Nuke No Hate No War」
こちらは皆様、元気よく一緒にこの表題部分、歌っていただきました。

そして、八重山の安里屋ユンタの踊りを。
この歌はレジスタンスの歌と言われているのですが、本島で味付けし直された新安里屋ユンタは単なる昭和歌謡。レジスタンスというなら八重山バージョンでしょう。
・・ということで、みんなに踊りを踊っていただきました。

そして最後は「弥勒節」で終わらせました。
弥勒節には島々によっていろいろ踊り方が違うのですが、今回はみんなで手と手をつないで巻踊りをする波照間式です。
思いを同じくする人達の繋がりが大きくなっていって大きな力になっていきますように。祈りながら歌いました。
そして、また素敵な人達とつながれた事に感謝しながら。
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皆様、聞いてくれて、踊ってくれてありがとうございました!!! 

このあとは、また素晴らしい健康食での酒盛りタイム!(私は相変わらずノンアルコールビール
そして、近所のひばり湯という銭湯価格で入れる源泉掛け流しの天然温泉に入って、銀河のほとりの倉の2階でみんなで雑魚寝。
修学旅行のような楽しさでした。

そして翌日はkyatのLiveです。
・・・という事で、kyatの洋子ちゃんが詳しく書いてますので、読んでみてくださいね!! 

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